色鉛筆画「おむつウサギのなつりょこう」を描きました。毎日描いたのに3週間！色鉛筆はなかなか時間が必要ですね。
色鉛筆画「おむつウサギのなつりょこう」
「おむつウサギのなつりょこう」2023ⒸSumiyo
高校のとき
少しだけ美術部にいたのですが、
部室の窓から
養護施設が見えました。
屋上で10代の青年が
夕陽の中でギターを
弾いているのを
キャンバスに油絵を描きながら
ぼんやりとみていました。
その養護施設には「乳児」も
たくさんいて、
トロッコみたいな
大きな乳母車に
何人ものせられて
お散歩します。
状況はどうあれ
こどもたちはとても
楽しそうでした。
この絵は同じ場所で
暮らす
おむつ年齢のこうさぎたちが
伊根町を旅したら・・・
という設定で描きました。
子供のころからずっと
大人になったら
小さな島の教師となり、
舟屋でのんびり生活する。
という不思議な風景に
なぜか憧れていました。
でもそれは自分の
空想だと思っていましたから
現実に舟屋で生活している
伊根町を知ったときは
ものすごい衝撃でした。
ファンタジーの国だと思っていたので
ここからだと
電車にのればわりとすんなり
行けることにも
めちゃくちゃ驚きました。
まだ行ったことはないですが。。。
夏だし
ファーバーカステルの色鉛筆で
海を描きたい、
と思ったまではよかったのですが、
こんなにも
なかなか仕上がらないとは
思ってなくて
結局8月いっぱい描くことに
なってしまいました。
でも、色鉛筆の魅力にまた
いろいろ気づいてしまい、
もっと色を増やしたいと画策中。
