「雪椿」を透明水彩画で描きました。人物画もそうですが水彩で花を美しく描きたい!というのも今のマイブームです。どんな花を描こうかな・・・花屋さんで何か買おうかな・・・植物園に行こうか・・・と日夜ぐるぐる考えるこのごろです。
「雪椿」水彩画
「雪椿」SumiyoⒸ2020
イメージBGM:
愛は雅やかに 倉本 裕基「Pure Piano」より
「雪椿」を描くまで
冬の花を描きたいな・・・
とずっと考えていて
そうだ「椿」。と。
昔、住んでいた
目黒のアパートの庭に
冬になると
深紅の椿が点々と咲きました。
残業して深夜に帰ると
街灯に照らされた椿の赤が
闇に浮かび上がって美しかったです。
当時はまったく絵を描いてなくて
脚本学校とピアノ教室と
俳句の会に通っていたのですが
なんとかその美しい椿を
表現したくて
俳句に椿をよく詠んでいました。
それを思い出したのでした。
先日、友達に
「椿」が描きたい!と
言ったら、
椿の名所に行こうよ!
と行ってくれましたが
出不精なので
なかなか実現せず、
写真を探していたのですが
見つからず。
ある日、スーパーに行った帰り、
近所のマンションの庭の植え込みに
鮮やかなオペラ色の
椿が咲いているのを見ました。
思わず「あっ」と立ち止まって
うわーっと見つめてしまいました。
そういえば去年の冬も
ここに咲いてた。。。
その日から
いきなり
だだーっと
下書きを
描きはじめたので
ございました。
雪はまだ降っていませんが、
かつて
東京に豪雪が降ったときに見た
雪椿が
脳のどこかにインプットされていて
そのイメージを組み合わせて
完成したのでした。