水彩で人物画「向日葵の庭」を描きました。夏になると描きたくなる向日葵ですね。
水彩画「ひまわりの庭」
「向日葵の庭」Sumiyo@2020
人物デッサン教室に通いたい
恵比寿の油絵教室に通いながら
同時に
渋谷のデッサン教室にも
通っていたことがありました。
巨大なスケッチブックと
クロッキーブックを
かついで
通うのが楽しかった。
鉛筆とねりごむで
両手が爪の中まで
真っ黒になって
洗ってもなかなか
とれない。
神経質なので
はじめは手袋をはめたり、
洗顔料を持ち込んで
ごしごし洗っていたけれど
先生に
「絵を描くときはね、手は汚れるものですよ」
と言われてだんだん平気になりました。
帰りには
渋谷駅の
岡本太郎先生の絵を見て
というルーティンでした。
そのデッサン教室で
ヌードや着衣のモデルさんを
一生懸命
デッサンしているうちに、
自分は人物画が
すごく好きなんだ、
ということにはじめて
気づいたのですが
東日本から西日本へ
引っ越すことになって
はじめての町で
近所には絵画教室が
ない・・・
それでも
いっぱい探して
ちょっと遠いけど
美大のワークショップなど
見つけて
ひさびさに巨大な
スケッチブックを買いました。
前は
鉛筆デッサンのみだったから
今度は人物を水彩でも描きたい。
よし、通いはじめるまでに
水彩で練習だっ!
と
雑誌の切り抜きなど見ながら
昨年から
水彩で人物も描きはじめたのですが
実物のモデルさんを見ながら描くのとは
なんとなく立体感が違うなあ。
と思うこのごろですね。
しかし
いまの世界情勢として
遠くの絵画教室へ
行くのも緊張感があるので
しばらくは
写真を見ながら
おうちで描こう・・・と思います。
「向日葵の庭」は
背景は想像で描いています。
最初は澄んだ青空で
人物は透けるような
色白だったのですが
少女漫画っぽすぎる、とか
色白すぎる、とか
なんだかちょっと違う?
と描きこんでいるうちに
背景の色が
どんどん変わりました。
いつも肌色に影を
つけるとき
びびってしまい、
いまひとつ立体感がでず
イキイキとした
肌色になりにくい
ので
今回は顔に影を
思いきって入れよう、をテーマに
しています。
で
自分では思いきり入れた
つもりだったのですが
意外に乾くとそうでもない・・・
次回も人物画は
立体感とか
そういうところをテーマにして
描きたいと思います。