透明水彩画で人物を描く時、「肌の色」の作り方がよくわかりませんでした。三原色の混色がいいという意見がネットでは多いですが実際水彩画の人物って、肌の色はどの混色がよいのでしょうか。
水彩画で人物を描く時「肌の色」の混色って?
三原色で作ることができる
絵本づくりの過程で
原画としてかわいい動物の絵は前から
描いていたものの、
「水彩で人物画を描きたい!」
と突然思ったのは
ごく最近です。。
本当に突然思いたって描きだしたので
自分でもびっくりです。
なので、
肌の色って、どう作るんだろう・・
というのもよくわからず、
本やネットで調べました。
結果、日本人の肌の色は
三原色の混色で作れるということが
わかりました。
何も知らずに
オレンジを水で薄めていたので
なるほど・・・
と思いました。
画家によって人物の肌の色の混色は違う
しかし、自分でいざ
人物を描く時、
三原色の混色ではまるで足りません。
で、あらためて
水彩画家の本で
あれこれ調べると
赤+茶色だの
緑+赤だの
まず紅をさす、だの
ひとりひとり違います。
ブルーと紫の下地を塗ってしまう方も。
つまり、決まりはなさそう。。。
ということか?
ということで
いろいろ読んでもよくわからないので
透明水彩画の人物の肌の色は
「自由に混色」
させていただくことにしました。
前にデッサンを習っていた
写実画家の
先生の完成したばかりの絵を
国立美術館で見せてもらったとき
油絵でしたが
肌に緑や青が多く使われていたので
「なんでですか?」
って聞いてみると
「肌の下の血管が透けている。」
ということでした。
これには深く納得。
そういえば
渋谷の文化村ミュージアムで見た
ルノワールの肌色とかも
緑っぽかったような。。。
肌の色といっても、
場所によっては皮膚の薄さも違うし、
とくにアジア人の肌色って
生活スタイルで微妙に違うし
三原色で作ればOKでーす。
という感じでもないのかも・・
と思いつつ。
デッサンと油絵を
習っていた先生はおふたりとも
美大で教えている先生だったから
美大に行かないとわからないよー。
と悩むことでもないような。
今、興味を抱いているのは
「グリザイユ描法」です。
暗い色から塗っていくというもの
らしいですが
いまひとつよくわかりません。
もうすこし本で調べてから
次はこれに
トライしてみたいと思っています。