「海辺のテラス」をアクリル絵の具で描きました。
「海辺のテラス」アクリル画
「海辺のテラス」2024ⒸSumiyo
ユーミンを聴きながら
ユーミンの『海を見ていた午後』を
聴きながら描きました。
そういえば
あんなに何度も横浜に
行ったのに
まだ山手のドルフィンには
行ってないやん。
とか思いながら。
夜明けに絵が完成して
紅茶を飲みながら
しばらくながめ、
あ、
ソーダ水と貨物船
描くのん忘れた!
と気づいたのであった。
油絵具と似て非なるアクリル絵具
「アクリル画は油絵のように描ける」
と、誰かが言った。
透明水彩、不透明水彩には
慣れていて、油絵も習っていたから
アクリル絵具も
きっとすいすい使いやすかろう・・・
と思っていたら、
ぜんぜん違った。
小さい絵なのに難しい。
水の量がわからない。
塗り方がわからない。
下書きが消えてしまう。
ひとり大混乱状態となり、
泣きそうになった。
思わず
「近所のアクリル画教室」を
検索したほどだ。
さらに。
油絵は乾くのに一週間。
だから一枚完成させるのにのんびり
半年くらい必要だった。
水彩画は1時間で乾くから
少し描いてはコーヒーなど
入れてほっこりおやつタイム。
しかし。
アクリル絵の具は
5分なのだ。
5分で乾く。
一瞬のんびりしていると
パレットがカチカチに
なってしまう。
描くスピードが遅いだけで
画面にムラがでる。
買ったのが小さいチューブ
だったからすぐに使いきって
しまった。
それでも、何枚か描くうちに
慣れてきた。
水彩画はのんびりゆったり
リラックスして
描けるところがよいのだけれど
アクリル絵具は手や服についたら
なかなか取れないから
緊張感が必要。
集中力が上がってきた。
大慌ての大混乱、ということは
いまはない。
そんなことより
予想を超えて
美しい色に
すっかり魅了されており、
大きなチューブを買いに走ったので
ありました。